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進学に必用な条件※国・学校により異なります

海外の大学進学に必要な基準は大きく3つあります。その種類や換算の仕方や基準は国によって違いますが、主に「英語力」「学校の成績」を満たしていることが必要です。はじめからすべてを満たすことは難しい場合が多いのが現状ですので、基準に達していない場合は語学学校やコミュニティカレッジ進学の下準備をします。

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  大学進学に必要なもの
  01.英語力

  海外の大学の授業について行けるだけの英語力が必要です。

  大学留学のためにクリアするべき第一のハードルは「英語力」。海外の大学で英語の授業を受けるわけですから、これは当然のことと言えます。そして、その英語力の判定に用いられるのがTOEFL／IELTSと呼ばれる英語能力判定試験のスコア。アメリカ・カナダではTOEFLが、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドではIELTSがそれぞれ一般的に用いられますが、近年ではイギリス・オーストラリア・ニュージーランドでもTOEFLのスコアを受け付ける大学が増えてきました。要求される英語力は、大学や専攻分野ごとに異なりますが、下図がその目安です。

  各国の大学出願の際に必要な英語力の目安

  対象国	学校	学歴
  アメリカ	大学（４年制）	TOEFL（iBT）:61～
  	コミュニティカレッジ（2年制）	TOEFL（iBT）:45～
  	条件付入学	問わない
  カナダ	大学（4年制）	TOEFL（iBT）:80～
  	コミュニティカレッジ（2年制）	TOEFL（iBT）:61～
  	条件付入学	問わない
  イギリス	大学	IELTS:6.0～／TOEFL（iBT）:80～
  	ファンデーションコース	IELTS: 5.0～／TOEFL（iBT）:61～
  アイルランド	大学	IELTS:6.0～／TOEFL（iBT）: 80～
  	ファンデーションコース	IELTS:5.0～／TOEFL（iBT）: 61～
  オーストラリア	大学	IELTS:6.0～／TOEFL（iBT）: 80～
  	ファンデーションコース	IELTS:5.5～／TOEFL（iBT）: 61～
  	TAFE	IELTS: 5.5～／TOEFL（iBT）: 61～
  ニュージーランド	大学	IELTS:6.0～／TOEFL（iBT）: 80～
  	ファンデーションコース	IELTS:5.5～／TOEFL（iBT）: 61～
  	ポリテクニック	IELTS: 5.5～／TOEFL（iBT）: 61～

  各種英語検定スコア一覧表

  	TOEFL iBT	IELTS	Cambridge	TOEIC	英検	レベル の目安
  大学院 文系など高度な語学力が 求められる分野	120	9.0	CPE	990	-	ネイ ティブ
  	115	7.5-8.5		890
  大学院 その他の一般分野	100	6.0-7.0	CAE	660-810	1級	上級
  	80
  大学学部	61	5.5	FCE	590	準1級
  2年制大学 コミュニティカレッジ	52	5.0
  		4..5
  専門学校その他	45	3.5-4.0	PET	450-520	準2級-2級	初級
  		2.5-3.0	KET	310-380	3級
  		1.0-2.0	Young Leamers	220	5-4級	初級

  英語力が足りない！そんな時はどうすればいいですか？

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  大学進学に必要なもの
  02.高校の成績

  日本での成績を「GPA」に換算した値が学力の基準になります。

  「GPA」とは、海外の大学で広く使用されている成績評価指数のこと。目安としては日本の5段階評価の平均（評定平均）から１を引いた値となり、各国大学のクリア基準は以下の表の通りです。 また、GPAと同時に留学生の学力評価に用いられるのが「SAT」や「ACT」と呼ばれる学力テスト。これらの成績が行きたい大学の基準に達しているかどうかが、大学留学のためにクリアするべき第二のハードルです。

  各国のGPAクリア基準

  対象国	学校	学歴	GPA
  アメリカ	大学（４年制）	高校卒業以上	GPA=2.5～3.0以上
  	コミュニティカレッジ（2年制）	高校卒業以上	GPA=2.0～2.5以上
  	条件付入学	高校卒業見込以上	大学・短大の目安に順ずる
  カナダ	大学（4年制）	高校卒業以上	GPA=3.0以上
  	コミュニティカレッジ（2年制）	高校卒業以上	GPA=2.5以上
  	条件付入学	高校卒業見込以上	大学・短大の目安に順ずる
  イギリス	大学	短大卒業以上	GPA=3.0以上
  	ファウンデーションコース	高校卒業以上	GPA=2.5以上
  アイルランド	大学	短大卒業以上	GPA=3.0以上
  	ファウンデーションコース	高校卒業以上	GPA=2.5以上
  オーストラリア	大学	短大卒業以上	GPA=3.0以上
  	ファウンデーションコース	高校卒業見込以上	GPA=2.5以上
  	TAFE	高校卒業以上	GPA=2.0以上
  ニュージーランド	大学	短大卒業以上	GPA=3.0以上
  	ファウンデーションコース	高校卒業見込以上	GPA=2.5以上
  	ポリテクニック	高校卒業以上	GPA=2.0以上

  学校での成績が足りない！そんな時はどうすればいいですか？

  海外では［編入制度］が盛んなため、短大やカレッジから希望の大学を目指せます。また、アメリカの大学では、ほかの大学で取得した単位をそのまま編入先に移行できるため「編入制度」をうまく使って希望の大学を目指すことは、ごく一般的です。たとえば学費の安いカレッジや州立大学で一般教養を学び、その後、希望する大学の専門コースに移るといったことも可能。今現在の学力だけでなく、今後の努力でも道は開けます。

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  大学進学に必要なもの
  03.その他（留学資金）

  授業料と滞在費をまかなうだけの十分な資金が必要になります。

  第三のハードルはお金の問題。大学留学に必要十分な資金(経済力)があるかどうかを証明するため、本人や家族の貯金残高証明書などを提出する必要があります。各国の大学留学に必要な資金の目安は右図の通りです。

  各国の大学進学に必要な資金（目安）

  対象国	学校	授業料：1学年（9ヶ月）	生活費（月）
  アメリカ	州立大学	US $ 12,000～36,000	US $ 800～1,600
  	私立大学	US $ 29,000～43,000
  	コミュニティカレッジ（2年生）	US $ 3,500～13,000
  カナダ	大学	CA $ 12,000～29,000	CA $ 700～1,300
  	短期大学	CA $ 12,000～16,000
  イギリス	大学	￡ 9,000～18,000	￡ 500～900
  アイルランド	大学	€ 9,000～15,500	€ 700～1,200
  オーストラリア	大学	AU $ 12,000～25,000	AU $ 650～1,000
  	専門学校（私立）	AU $ 7,000～20,000
  	専門学校（公立：TAFE）	AU $ 8,000～20,000
  ニュージーランド	大学	NZ $ 12,000～30,000	NZ $ 600～800
  	ポリテクニック	NZ $ 10,000～18,000

  資金を用意することができない！そんなときはどうすればいいの？

  そんな方には奨学金制度や留学ローンもございます。詳しくはカウンセラーまでお問い合わせください。

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海外の大学キャンパスで語学留学

大学付属英語コースは、大学キャンパス内にあり、大学での授業を受けるためにアカデミックなカリキュラムであることが特徴です。
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