諦めずに履歴書を配り歩く毎日。 スターバックスで働く夢を実現させました。
AI -さんの体験談
- 出発前は何をされていましたか?
- 社会人(スターバックスコーヒージャパン勤務、児童英語教師)
- 渡航しようと思ったきっかけは?
- 短期留学でバンクーバーに行ったことがきっかけでカナダが好きになり、いつか長期で滞在したいと思っていました。
日本のスターバックスで働いていたので、ワーキングホリデーならカナダのスターバックスで働く夢が叶うのではないかと思いました。
ワーキングホリデーに年齢制限があることを知り、渡航を決意しました。
- AIさんの海外生活を大公開!
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スターバックスで働こうと思ったきっかけを教えてください。
日本のスターバックスで働いていた時に「海外のスタバで働いたら、楽しいだろうな。カッコイイだろうな。」と漠然と思っていました。
海外のお客様が来店すると嬉しく感じ、レジで積極的に話しかけていました。お客様から「英語上手だね!」と言われる度に「外国のスタバで働いてみたい!働けるかもしれない!」という気持ちが強くなりました。 -
どのように応募しましたか?
4月末にカナダへ入国し、6月からは絶対に働く!という目標を持っていました。
カナダのスターバックスはオンラインでの応募が基本です。私はトロント市内のスターバックス30店舗以上にエントリーしたと思います。
しかし連絡が来ることはなく、我慢できなくなって店を直接訪問することに決めました。スターバックスで働きたい、日本でも働いていた、オンラインでも応募した、ということをレジで伝え、最後に店長がいるか聞きました。
なかなか結果が出ない中でのお店回りは本当に大変でした。 -
応募のコツを教えてください。
カナダでは店長に直接、履歴書を渡さないと全く意味がありません。例え1度連絡が来なかったとしても、2度、3度と訪問するべきだと思います。
そして、店長の名刺をもらうことが大切です。私は13枚持っています。まずはオンラインで応募して、次の日は応募した店へ行き、履歴書を渡すということを繰り返しました。店長がいない場合は、いつ来たら会えるのかお店の人に聞き、名刺をもらって帰りました。 -
仕事探しで大変だったことは何ですか?
スターバックスで働くのは無理かもしれないと、夢を諦めかけ、泣いてしまったことがあります。
きっかけは、とあるお店の店長さんから言われた言葉です。「出来るだけ長く働いてほしいから、ワーキングホリデーの1年だけでは難しい。」この言葉を聞いた時はとてもショックでした。
目標にしていた6月も近づき「とりあえず働かなければ……」と思い、カナディアンのレストランに応募しました。しかし、行ったこともないレストランだったので「なぜここで働きたいの?」という質問にうまく答えることが出来ませんでした。 -
面接のきっかけを教えてください。
やはり私にはスタバしかない!!と思い直し、帰り道に偶然入ったスターバックスが、現在働いているお店です。以前、訪問したことがあり、社員の方に履歴書を渡していました。
その日は「店長はいますか?」と聞くと、偶然にもレジで接客してくれた方が店長でした。働きたいことを伝えると「面接をするので、明日の4時に来てください。」と言われました。その瞬間は、飛び上がるくらい嬉しかったです。
その夜はドキドキしてあまり眠れませんでしたが、フラペチーノを3杯飲む夢を見ました。
13件目にしてやっと面接してもらえることになり、当日は日本で使っていた緑色のエプロンを持って行きました。店長から「採用しようと思っているよ。」と言われたときは本当に嬉しかったです。
- 職場について教えてください。
- 現在、週5日のフルタイムで働いています。オフィス街なので、朝、昼はサラリーマンやOLで行列になります。
英語環境なのでリスニングやスピーキングを磨くには最高の環境です。
- 海外生活で大変だったことは何ですか?
- 仕事が決まる前はお金がなく苦労しましたが、自炊生活をしていたら料理が趣味になりました。
今ではどのスーパーで何を買うと安いかを調べるのが大好きです。
- 先輩からのアドバイス!
- カフェで働きたいと思っている皆さん。仕事探しは大変ですが、雇ってくれる店長は必ずいます。
頑張っている姿をしっかり見てくれているし、褒めてくれます。
諦めないで探すことが大切です!オンラインで返事が来なくても、直接お店に行って直談判してみて下さい。これが一番効果的です。
今現在もスターバックスで働いていて、時々「自分はすごいことしているな。」と思います。ワーキングホリデーという貴重なチャンスなので、外国で働くという素晴らしい経験を必ず実現させて下さい!!